整形外科・リウマチ科・リハビリテーション科
循環器内科・内科
整形外科・リウマチ科 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
午前 9:00~12:00 | ○ | ○ | ○※ | ○ | ○ | ○ |
午後 16:00~19:00 | ○ | ○ | × | ○ | ○ | × |
※ 2週目・4週目の水曜日は内科のみの外来で整形外科の外来は休診です。
内科・循環器内科 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
午前 9:00~12:00 | ○ | × | ○ | × | ○ | × |
午後 16:00~19:00 | × | × | × | × | × | × |
水曜日午後、土曜日午後、日曜・祝日
発熱外来(咳・鼻水・のどの痛み・下痢等ある方の受診)について
発熱外来の受診は完全予約制となります。
下記注意事項をお読みいただき、ご了承の上でお電話ください。その後クリニックから来院時間等ご連絡させていただきます。
※多数お問い合わせいただいている場合は、クリニックからの連絡にお時間を頂く場合がございます。
注意事項
- 発熱から24時間経過していない場合は、翌日以降に予約をお取りする場合がございます。
- 事前予約なく直接ご来院いただいても対応できない場合がありますので、まずお電話ください。
- 許可なく院内に立ち入らないようお願いいたします。
- 検査は院外で行います。
- 屋外で長時間お待ちいただく場合がありますので、防暑防寒対策をしてお越しください。
- 必ず予約時間にあわせて、マスクをつけてご来院ください。
※予約枠が定員に達しましたら、翌日以降の予約になります。
平成4年京都大学整形外科に入局し、外傷・脊椎外科・関節外科を中心に研鑽してまいりました。その後京都大学大学院に進学してからは関節リウマチを主題として研究に取り組んでまいりました。開院後は地域のリウマチ専門医としてできることは何でもするという方針で診療していきたいと考えています。
関節リウマチは進行性の不治の病気と考えられていましたが、最新の治療では病気の進行を止めたり、完全に治癒(臨床的寛解)することも可能となりました。痛みをとるだけでなく、関節の変形を予防し、今までと同じように生活・仕事・趣味などが続けられるようにすることが目標です。
そのためには早期診断と早期治療が大切と考えられています。薬による治療のほか、基礎療法、整形外科的治療、リハビリテーションの4本柱が重要です。当院ではそれぞれの治療がバランスよく患者様に提供できるようスタッフ一同努力していく所存です。
本年(2010年)の日本リウマチ学会総会でも述べられていましたが、現在のリウマチ治療の目標は臨床的寛解となっています。そのためには、適切なタイミングで適切な薬を、適切な患者さんに使用することが重要とも述べられました。関節リウマチの治療に関し、次々とガイドライン、レコメンデーションも発表されています。そこには積極的にメソトレキセートや生物学的製剤(インフリキシマブ・エタネルセプト・アダリムマブ・トシリズマブ・アバタセプト(本年度認可予定の新薬))を使用することにより臨床的寛解を目指しています。だからこそ、それらの薬を使用するには医師の知識と経験及び患者様への説明・教育が欠かせません。
大学や大病院など勤務医時代には出来なかった患者さんがいつ来院しても私が診察するという安心感を提供できるかと思います。何か不安なことがあればいつでも電話をしてもらい、相談することができます。もし通院が困難になったり、緊急時には患者さん宅に自分が往診します。将来的には通院が困難な患者さんには、理学療法士を当院より派遣し訪問リハビリテーションも考えています。
リウマチを患っている方は、痛みと不安を抱えたままにせず、一度、当院にご相談ください。じっくりお話をおうかがいし、治療方針を説明いたします。まずは不安を解消しましょう。
骨、筋肉の疾患や骨折などの外傷に対し保存的治療(手術を用いない治療)を行います。具体的には消炎鎮痛剤などの薬物治療やコルセットなどの装具治療が主体になります。ただ内服薬や装具治療だけに頼るのではなく勤務医時代から下記に示すような各種ブロックを得意としていました。ペインクリニックしかできなかったようなブロックを駆使してなるべく手術を受けなくても良い方法を患者様と相談しながら勧めていきます。
もし手術治療が必要な場合はすみやかに連携病院に紹介させていただきます。
- 外傷 (骨折、打撲、切り傷、捻挫、肉離れ)
- 頭痛 (筋緊張性頭痛、片頭痛)
- 首の痛み (肩こり、寝違い、頚椎椎間板ヘルニア)
- 肩の痛み (五十肩、脱臼、腱板損傷)
- 胸の痛み (肋骨骨折、肋間神経痛)
- 腰痛 (ギックリ腰、腰椎椎間板ヘルニア、変形性腰椎症、骨粗しょう症による痛み)
- 膝の痛み (靭帯損傷、半月板損傷、変形性膝関節症)
- 足の痛み (痛風、アキレス腱周囲炎、外反母趾)
- しびれ (頚椎椎間板ヘルニア、手根管症候群、腰部脊柱管狭窄症)
<トリガーポイント注射>
痛みの中心となる圧痛点(トリガーポイント)へ直接局所麻酔薬を注入することで痛みをとる注射です。
<正中神経ブロック>
手根管症候群の痛みの原因となる正中神経へ直接局所麻酔薬を注入することで痛みをとる注射です。
<星状神経節ブロック>
首の前側から頚椎の横突起に向けて注射することで、頭頚部、上肢の交感神経をブロックし、血管拡張により血流の改善や痛みをとる方法です。
◎:ブロック注射の後、15分の安静が必要です。
<腕神経叢ブロック>
頚と鎖骨の間にある腕に行く神経の束を腕神経そうと言います。腕神経そうはエコーガイド下に安全にブロック注射することができます。頸椎症や頑固な頚肩腕症候群、上肢の帯状疱疹後神経痛などに行われます。
◎:ブロック注射の後、30分の安静が必要です。
ブロック当日、クルマの運転はできません。
<肋間神経ブロック>
肋骨の下縁の神経に局所麻酔薬を注射して、肋間神経痛を伴うさまざまな症状を緩和します。
<仙骨硬膜外ブロック>
仙骨部(お尻の部分)から脊髄神経の周囲にある硬膜外腔に局所麻酔薬を注射して、下半身の痛みの感覚、筋肉の過剰な緊張または下肢の血液循環障害などを伴うさまざまな症状を緩和します。 局所麻酔薬や必要に応じて鎮痛剤やステロイドを使用します。
腰部硬膜外ブロックより多少効果は弱いものの、比較的合併症の少ない神経ブロックの方法です。
神経を直接注射する訳ではありませんから、通常さほど痛い注射ではありません。
◎:ブロック注射の後、15分の安静が必要です。
<腰部硬膜外ブロック>
脊椎(背骨)の内にある脊髄神経の周囲にある硬膜外腔を背中から注射します。局所麻酔薬や必要に応じて鎮痛剤やステロイドを 使用します。
神経を直接注射する訳ではありませんから、通常さほど痛い注射ではありません。
◎:ブロック注射の後、30分の安静が必要です。
関節リウマチが中心になります。治療は抗リウマチ剤や生物学的製剤による薬物治療が中心です。またリウマチ体操の指導も行います。なお関節が高度に破壊され機能障害が顕著で人工関節置換術などが必要な場合は適切な病院に紹介します。
常勤の二人の理学療法士による運動器リハを積極的に行っています。術前・術後のリハビリも含めて対応可能ですので、ご相談ください。
また頚部や腰部の牽引療法や全身各部位の温熱療法、低周波や干渉波での電気治療やウォーターベッドによるマッサージ治療など物理療法を行っています。
当クリニックでは副院長(女性医師)が、一般内科の他、狭心症・心筋梗塞・心臓弁膜症・心不全の慢性期フォローアップ、不整脈(心房細動のワーファリンコントロールなど)などの循環器疾患と高血圧、高脂血症、糖尿病、肥満などメタボリック症候群の対策・管理を重点的に行います。循環器内科ならではの心臓エコー検査、頸動脈エコー検査、24時間ホルター心電図に加え、連携医療機関による冠動脈マルチスライスCTなども随時可能です。胸が重苦しい、息が詰まる、ドキドキする、脈が不整である、脈が多い(頻脈)、脈が少ない(徐脈)、気を失う(失神)、めまいがする。そんな症状に思い当たったら、ぜひ当クリニックにおいで下さい。心臓や狭心症、動脈硬化、不整脈がないか調べてみましょう。お気軽にご相談ください。